プロテインなどのサプリメントのOEM受託サービス「サプリスタンダード」です。
「サプリメント・健康食品のOEM」で起業したいとお考えの方向けに、「サプリメントのOEMで起業・独立する際のポイント」について解説します。この記事を参考に、起業に一歩近づいてください。
もし「すでに起業していて、サプリメントのOEM受託会社を探している」そんな方の場合は、私たちサプリスタンダードにすぐにお問い合わせください。無料でサプリメント・健康食品に関するご相談やお見積りが可能です。
もくじ
サプリメントや健康食品の市場規模
日本を含む世界の健康需要は年々高まっています。
調査会社である「TPCマーケティングリサーチ」が発表した2019年度の国内通販健康食品市場についての調査結果によると、この10年間で約130%に市場規模は拡大しています[1]。
また総合マーケティングビジネスの「株式会社富士経済」の資料も見てみましょう。
「タンパク質補給食品」の国内市場見込み(2019年)は前年比10.6%増の1453億円。「プロテインパウダー」は前年比8.6%増の495億円。年々右肩上がりで市場は成長し、2030年には2019年の約130%にも到達する見込みです[2]。
[1]TPCマーケティングリサーチ株式会社. 2020年 健康食品の通販事業戦略調査―コロナ禍で活路を模索する健食通販メーカーを徹底分析―.
[2]株式会社富士経済. プロテインブームにより拡大続くたんぱく補給食品の今後と新カテゴリーの可能性.
サプリメント・健康食品のOEMで起業する際の3つのポイント
せっかく起業するのですから失敗はしたくないものです。ここからはサプリメント・健康食品のOEMで起業する際の3つのポイントについて解説していきます。
マーケット(販売チャネル)を理解する
サプリメントを販売する方法として、大きく分けて2種類あります。
- オフライン(実店舗)
- オンライン(EC)
オフラインで販売する場合、自社が保有する店舗(サプリメントショップやトレーニングジムなど)で販売するか、卸売り(ドラッグストアやバラエティーショップなど)で販売するなどが考えられます。
オンラインで販売する場合、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモールで販売するか、自社ドメインEC(Shopifyなど)で販売するなどが考えられます。※直販の場合
起業当初は卸売りする会社もないでしょうし、現実的に考えると後者の「オンライン」での販売になるでしょう。ECモールはプラットフォームが集客してくれ、初期にかかるコストも少ないため、初心者でもスタートしやすいのが特徴です。また年々ECモールの市場規模は拡大傾向にあります。
一方で自社ドメインECは、自由度はECモールと比べて高いものの、集客を一から考える必要があり、いきなりストアを構えたところで販売数を増やすことは難しいでしょう。
どれほどの成長曲線を描き事業成長させるかにもよりますが、まずは「ECモール」で販売していくことをオススメします。
明確な製品コンセプトを設定する
誰を対象とするか
サプリメントのOEMでまずおこなうべきは、「対象者の設定」です。
- お肉や魚などのタンパク質食品の摂取が慢性的に不足している60代の女性
- 金銭的に余裕のない運動部の大学生
- 偏った食事による栄養不足で、髪の毛に必要な栄養素が不足している30代女性
など、対象者のイメージは具体的であればあるほどよいでしょう。
利用シーン
「いつ」「どこで」あなたのサプリメントを「どのようにして」摂取してほしいのか考えましょう。
毎日自宅で朝食と一緒に摂取してほしいのか、トレーニングや運動後に摂取してほしいのか。欠食しがちな朝食の代わりに摂取してほしいのかなど。
前述の「対象者」をイメージすることで、より具体的な利用シーンが設定できるでしょう。
ベネフィット
他社のサプリメントではなく、あなたのサプリメントを選択する「ベネフィット(便益)」は一体なんでしょうか?
価格が安く、金銭的に圧迫されることなく継続的に摂取できる。プロテインであれば1食分のタンパク質量が欠食しがちな朝食1回分に相当し、手軽にタンパク質を摂取できるなど。※タンパク質は一度で吸収できる量に限界があり、均等に摂取するほうがよいとされています[3]。
あなたのサプリメントのベネフィットが伝われば、必ず興味を持っていただけるはずです。
[3]Arentson-Lantz, E., Clairmont, S., Paddon-Jones, D., Tremblay, A., & Elango, R. (2015). Protein: a nutrient in focus. Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism, 40(8), 755-761.
適切なOEM受託会社を選択する
サプリメント・健康食品のOEM受託会社は千差万別です。
私たちサプリスタンダードのように「低価格」、「小ロット」でスタートできることを特徴としている会社もあれば、大手サプリメントメーカーの製品をつくっていたり、さまざまな認証を取得していることをアピールしている会社もあります。
販売戦略にもよりますが、起業当初はスモールスタートすることをオススメします。なぜなら資金も多くはないでしょうし、なにより販売実績がありません。
サプリスタンダードのように「低価格」、「小ロット」でスタートできるOEM受託会社を探すとよいでしょう。
サプリメント・健康食品のOEMで起業して失敗する5つのケース
サプリメント・健康食品のOEMが以前よりも一般化したことにより、起業する方が増えました。しかし起業数と比例するように失敗されるケースも増えました。
ここからはサプリメント・健康食品のOEMで起業して失敗する5つのケースについて詳しく説明していきます。
プロダクトアウトで製品をつくってしまう
プロダクトアウト(Product-out)。つまり販売者がよいと思った製品をつくり、売る方法です。販売者がマーケットに近い感性を持っており、図らずもマーケットイン(Market-in)な製品づくりができるなら問題ないでしょう。
しかしお客様のニーズを拾うことなく、マーケットに受け入れられない製品をつくってしまうと、販売量を増やすことは難しいでしょう。製品を購入してくれるお客様がいることを肝に銘じて、お客様のニーズに沿った製品づくりを心がけましょう。
初回の製品づくりに時間をかけ過ぎてしまう
意外とやってしまいなケースとして、「初回の製品づくりに時間をかけ過ぎてしまう」があります。
「良い製品をつくるために時間をかける」のはもちろんいいことです。しかし、「良い製品」の定義は一体なんなのでしょうか。それはお客様のニーズが反映されたものなのでしょうか。
社内でR&Dから製造までおこなうとしたら話は別ですが、ことサプリメント・健康食品のOEMにおいては、スピーディに製品を企画しリリース。そしてお客様のニーズを拾い上げ製品をブラッシュアップしていくことが大切です。
お客様の声から着想し、製品を磨け上げれば必ず「良い製品」が完成するはずです。
コンセプトがあいまいな製品をつくってしまう
「明確な製品コンセプトを設定する」でも述べましたが、製品コンセプトは誰が見てもわかるように明瞭であるべきです。
ターゲットとなるお客様が見た際に「私にピッタリな製品だ、一度使ってみたい」と思ってもらうような製品をつくりましょう。この際、コンセプトがあいまいで、誰がターゲットなのかわからない製品はお客様の混乱を招きます。
すべての製品でコンセプトを明確にし、質の高いコミュニケーションを心がけるようにしましょう。
受託会社の担当者との関係性が悪い
サプリメント・健康食品のOEMにおいて、OEM受託会社の担当者との関係性は非常に重要です。
仕事と言えど、担当者も人間です。関係性の悪いお客様よりも、関係性の良いお客さまを贔屓してしまうことも十分に考えられます。
担当者としっかりと意思疎通を図ることで、良い製品をつくりビジネスを有利に進めましょう。
初回発注でロット数を多く積みすぎる
「この製品は間違いなく売れる」と考え、テストマーケティングをしないままにロット数を多く積みすぎると失敗する場合が多いです。もちろん初回のロットを多く積んでもうまくいくことはあります。しかしうまくいかなかった場合に残るのは大量の不良在庫のみです。
初回発注はできる限り小ロットで発注し、販売数(消費量)が増えるにつれて大きく在庫を縦積みしていくことをオススメします。
裏を返せば、サプリメント・健康食品のOEM受託会社選びにおいて「最小ロット数」は非常に重要です。私たちサプリスタンダードの場合、プロテインパウダーなら200kgから発注可能です。ぜひ、ご検討ください。
まとめ
「サプリメント・健康食品のOEMで起業したい」とお考えの方にとって、起業前の情報収集期間は非常に重要です。さまざまな不安や期待があり、誰かに相談したいこともあると思います。
私たちサプリスタンダードのような受託会社はサプリメント・健康食品のOEMの「プロフェッショナル」です。1人で考え込むよりも、気軽に相談してさまざまなアドバイスをもらいましょう。
プロテインなどサプリメントのOEM受託製造サービス「サプリスタンダード」は、社員数人の通販会社様からトレーニングジム、整骨院、フィットネスインフルエンサー様まで幅広くサービスをお使いいただいております。プロテインのOEMにお悩みの方はお気軽にご相談ください。
株式会社サプリスタンダードは、「国内サプリメント市場の拡大に貢献し、牽引していく企業になる」というビジョンのもと、2021年よりサービスを開始したサプリメントのOEM受託製造会社です。