プロテインなどのサプリメントのOEM受託サービス「サプリスタンダード」です。
この記事では、OEMで作られている商品の例や、OEMをおこなう際の流れなどについてお話します。
- OEMに興味がある方
- OEMを利用して物販ビジネスがやりたい方
- ECで売れる商品を探している方
- 自分のグッズをつくりたいインフルエンサーの方
に役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
なお、「OEMでサプリをつくることにしている。あとはサプリメントの製造を依頼する企業を探すだけだ」という方は、ぜひ私たちサプリスタンダードにお問い合わせください。無料でサプリメントのOEMに関するご相談やお見積りが可能です。
もくじ
OEMとは?
OEMとはそもそも何のことなのでしょうか?
聞きなれない言葉かもしれませんが、私たちの日常にあふれています。例えば、自動車や携帯電話、家電などは、OEMで作られている商品の代表例です。
OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略です。日本語では、「メーカーが他ブランドの製品を製造すること」を意味します。つまり、ブランドが商品の企画などをおこない、製造は専門のメーカーに依頼しているケースをOEMと呼ぶのです。工場を持たない企業は、基本的にOEMで商品を作っているということですね。
なお、よく似た言葉で「ODM」という言葉があります。これは、「Original Design Manufacturing」の略です。ODMの場合は、メーカーが商品の企画から製造までおこないます。つまり、OEMよりもカバーする範囲が広いということです。
販売に向いているOEM商品の特徴
この記事を読んでいる方は、「OEMで商品を作って売りたい。でもどんな商品にすればよいかわからない。」というお悩みをかかえているのではないでしょうか?
そこで、まずは販売に向いているOEM商品の特徴を考えてみましょう。
小ロットでも生産することができる
販売を目的としてOEMをおこなう場合、小ロットでの発注が可能な商品かどうかを確認しましょう。
基本的に、OEMで大切なのは在庫をかかえるリスクを減らすことです。そのため、小ロットでの発注が可能な商品かどうかは調べておく必要があります。
販路を確保しやすい
販路を確保しやすい商品を選ぶことも大切です。
- 競合が多すぎる
- 差別化が難しい
- 独自のルートで販売することができない
これらに該当する商品の場合、OEMで作っても売りさばくことが難しくなってしまうでしょう。そのため、商品が売りやすいか、あるいは効果的な販促活動ができそうかということは、前もって検討しておきましょう。
継続的な購入が見込まれる
継続的な購入が見込まれる商品であるかも大切なポイントです。
商品によっては、継続的に購入されやすく、顧客と長期に渡る関係構築ができる場合があります。そうした商材をうまく活用できれば、高い収益を見込むことができるでしょう。
流通量が多い
最後に、流通量の多い商品はOEMで作りやすいといえます。
商品の流通量が多ければ多いほど、各メーカーの製造に関するノウハウも蓄積されているといえます。そのため、流通量が少ない商品よりもコストを抑えて生産できる場合があります。
なお、OEM業界には「パッケージ替え」という言葉があります。これは「既存の商品のパッケージを替え、別のブランドの商品として売る」という意味です。製造のノウハウが多いメーカーは、高品質な製品設計をもっていることが多いです。そのため、パッケージ替えを利用すれば、製造コストを抑えつつ信頼感のある商品を仕入れることができるでしょう。
OEMで作られている商品の例
それでは、これらの他にOEMで作られていることの多い商品にはどんなものがあるのでしょうか?
以下では、OEMで作られている商品の事例をご紹介します。
サプリメント
サプリメントはOEMで作られていることが多い商品です。
メーカーにもよりますが、サプリメントは小ロットで製造できる場合があります。また、一般的に、サプリメントは継続して摂取することが多いです。そのため、一度気に入ってもらうことができれば、長期的な売上にもつなげることができます。
なお、サプリメントは製造のハードルは高い商品です。サプリメントは食品であるため、各種許可や免許を取得しなければ製造できません。また、原料の調達も難しい場合があります。そのため、OEMで作られることが多いのです。
なお、サプリメントのOEMを検討されている方は、ぜひ私たちサプリスタンダードにお問い合わせください。
アパレル
アパレルもOEMで作られていることが多いです。
有名な企業では、ユニクロを運営するファーストリテイリングは東南アジアや中国の工場に衣類の生産を委託していることが知られています。<参考:ユニクロのビジネスモデル>また、もう少し小規模な例では、インフルエンサーが販売しているグッズのアパレルなどもOEMに該当します。
アパレルのよいところは、小ロットで生産しても原価がそれほど高くならないことです。衣類の種類にもよりますが、Tシャツなどの比較的単純な衣類であれば、安く製造することができます。また、アパレルは視覚への主張が強いアイテムです。そのため、インフルエンサーなどのブランディングなどに活用しやすいことも魅力です。
なお、アパレルの場合、海外の工場で製造していることが多いです。これは、人件費や工場の規模などが関係しています。
化粧品
化粧品は、OEMが非常に盛んな業界です。
化粧品も、継続的な購入を見込むことができます。なお、最小ロットについては、スキンケアなどの製品の方が小さい傾向にあります。メイクアップ化粧品はそもそも大容量で売る商品ではないため、最小ロット数は3,000個ほどに設定されていることが多いでしょう。
サプリメント同様、化粧品は法律面や物流面でのハードルが高い商品です。そのため、有名企業であっても、生産を委託しているケースが多々見られます。
なお、化粧品のOEMメーカーについて知りたい方は、こちらをご覧ください。
食品
食品も数多くのOEMサービスが存在しています。
誰しも、気に入った食べ物は何度でも食べたくなるでしょう。そのため、食品もリピートしてもらえることが多い商品です。
なお、食品は同じ食べ物であってもさまざま製法があり、メーカーにはそれぞれ得意な製法があります。そのため、どの作り方に特化しているのかなどを見極めてOEMメーカーを選ぶ必要があります。
OEMの流れ
最後に、OEMの一般的なフローについてお話します。
OEMは次のような流れで進むことが多いです。
- 打ち合わせ
- サンプル作成
- パッケージ作成
- 製造
- 検品
- 納品
1. 打ち合わせ
打ち合わせでは、どんな商品を作りたいかをメーカーと相談します。
- 商品へのこだわり
- ロット数
- 予算
- 販売方法
などをメーカーに伝え、実現できることを見極めます。
使用できる原料や対応可能な最小ロット数などはOEMメーカーによって異なります。そのため、必ず複数のOEMメーカーに相談しましょう。
2. サンプル作成
作りたい商品の概要が決まったら、実際にサンプルをOEMメーカーに作ってもらいます。
実際にサンプルができると、思っていた通りのものができる場合も、想定とは違うものができる場合もあります。ただし、あまりにこだわりすぎてしまうと販売までの期間が長くなってしまいます。そのため、ある程度納得のできるものができたら、先へ進むことをおすすめします。
なお、OEMメーカーによってはサンプルの作成を無料としているところもあります。
3. パッケージ作成
パッケージは製品の中身と同じくらい重要です。
ECでサプリメントなどを販売しているケースを考えてみましょう。お客様は、もちろん商品を事前に試すことはできません。それどころか、商品を手に取ることすらできないのです。
ということは、お客様は画面にうつる情報だけを頼りに商品を購入するということです。そのため、真っ先に目に入るパッケージの画像が魅力的でなければ、商品を買ってもらうことはできません。よって、多少お金がかかっても、デザインには力を入れて取り組むべきでしょう。
また、お客様の使用体験を考えた包装資材を使うことも大切です。たくさん入るパッケージが望ましい場合もあれば、持ち運びやすいことが最優先である場合もあるでしょう。製品に合ったパッケージをみつけましょう。
なお、サプリメントなどのパッケージを作る場合は、薬機法などの法律に注意が必要です。
4. 製造
製造については、各OEMメーカーにおまかせしましょう!
この間に、販売ための準備に取り掛かっておくことをおすすめします。ウェブサイトの立ち上げや広告の製作などをある程度おこなっておくと、スムーズに販売を始めることができるでしょう。
5. 検品
製品ができあがると、OEMメーカーが随時検品をおこないます。
予定していた通りの製品になっているか、異物の購入がないかなどのチェックをし、問題なければ出荷されます。
6. 納品
いよいよ出来上がった製品を受け取ります。
ここで大切なのは、しっかり保管場所を確保しておくことです。せっかく作ったのに置く場所がないとなってしまうと、元も子もありません。
なお、OEMメーカーによっては、製造した製品を一定期間倉庫で保管してもらえる場合もあります。
製品を受け取ったら、あとは販売するだけです。
まとめ
まとめると、
- OEMで作られている商品の特徴
- OEM製造が多い商品の例
- 一般的なOEMの流れ
についてお話しました。
とはいえ、この記事だけではわからないことも多いかと思います。しかし、大切なのは動いてみることです。作りたい商品のジャンルが決まれば、一度そのジャンルのOEMメーカーに相談してみましょう。経験豊富なメーカーと話してみることで、先につながるヒントを得られるかもしれません。
この記事があなたのビジネスの後押しになれば幸いです。
サプリメントのOEMならサプリスタンダード
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