プロテインなどのサプリメントのOEM受託サービス「サプリスタンダード」です。
この記事では、NMNサプリメントのOEMについてお話します。
- NMNのサプリメントを作ってみたい方
- NMNのOEMに興味がある方
- NMNがどんな成分なのか知りたい方
そんな方のために、NMNサプリをOEMで作る際の注意点や、NMNサプリの販売事例もご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。
なお、「NMNのOEMをすることは決まっている。あとは製造を委託するメーカーを探すだけだ。」という方は、ぜひ私たちサプリスタンダードにお問い合わせください。無料でご相談・お見積りが可能です。
もくじ
NMNとは?
NMNとは、「Nicotinamide Mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」の略です。
NMNはビタミンB3の成分の1つであり、あらゆる生物の体の中に存在しています。そのため、野菜や肉などの食べ物にも含まれています。
つまり、NMNは身の回りにありふれている成分ということです。
それなのに、なぜNMNは近年注目を集めているのでしょうか?
NMNはエイジングケアの分野で注目
NMNが注目されているのは、エイジングケアに役立つかもしれないと考えられているためです。
NMNは、体内でNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という酵素に変わります。NAD+は、「長寿遺伝子」とも呼ばれるサーチュインという酵素と相性がよいといわれています。
そして、マウスにおいて、サーチュインは老化や寿命の制限に重要なはたらきをすることがわかっています。<参考:サーチュイン遺伝子>
つまり、NAD+が減らないようにすることが重要であり、NAD+のもとであるNMNを摂取することで、若々しくいたいという方のためにNMNに注目が集まっているのです。
NMNサプリはOEMで製造可能
それでは、NMNのサプリメントを作って販売することは可能なのでしょうか?
NMNのサプリメントはOEMで製造することが可能です。
OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略で、「メーカーに自ブランドの製品を製造してもらうこと」を意味します。
つまり、NMNは、サプリスタンダードのようなサプリメントのOEMメーカーに製造を委託することができるのです。
NMNサプリをOEMで作るときの注意点
NMNが近年注目されていることをご理解いただけたと思います。
しかし、NMN研究の歴史はまだ長くありません。
そのため、NMNサプリのOEMで注意したいことが3つあります。
- 原価が高い
- 原料の質が低いことがある
- 広告表現は慎重に
それぞれ解説いたします。
1. 原価が高い
NMNは、原価が高いということに注意が必要です。これは、NMNの製造方法がまだ確立されていないためです。
これまで、NMNはさまざまな方法で製造が試みられてきました。しかし、NMNの効率的な製法は、現在も研究段階です。
よって、NMNは製造量が少ないため、原料価格が高いです。
そのため、ターゲットとする顧客層に見合った価格設定ができるように注意しましょう。
2. 原料の質が低いことがある
NMNの原料には、NMN以外の成分が混ざっていることがあります。<参考:「NMN、ブームへの警鐘」、今井眞一郎ワシントン大学卓越教授>
前述の通り、NMN原料の製造技術はまだ発展段階です。そのため、NMN原料の純度は、メーカーや製法によってばらつきがあります。
ブランドイメージを守るため、NMNサプリメント製造するときは、純度99%以上のNMN原料を使用するようにしましょう。
3. 広告表現は慎重に
OEMで製造したNMNサプリを販売するときは、広告表現に注意する必要があります。
NMNが美容や健康に役立つ可能性についてはさらなる研究が期待されています。しかし、現時点では、NMNはあくまで食品です。
そのため、医薬品と誤認されるような表現や、あまりにセンセーショナルな文言を使うと、法律に違反する可能性があります。
よって、NMNサプリの広告を作る際は、薬機法などの法律に違反しない表現を選びましょう。
なお、サプリスタンダードでは、「薬機法広告コンサル」を実施しております。薬機法などの法律に詳しい専門家が、法律に違反せずに商品の魅力を伝える広告をご提案します。
NMNサプリメントの事例
NMN原料は粉末です。そのため、さまざまな形状のサプリメントに使用することができます。
それでは、実際にどのようなNMNサプリメントが販売されているのでしょうか?
他社の動きを見ることで、参考になることがあるはずです。
※以下の内容は、2023年11月24日時点の情報に基づいています。
NMN taisho
画像出典:https://www.taisho-direct.jp/products/detail/NMNXX-00-L2F000X
大正製薬は、「NMN taisho」というNMNサプリメントを販売しています。
NMN taishoの特徴は、高純度のNMNに加えて、レスベラトロールなどを配合していることです。レスベラトロールは、赤ワインなどに含まれる、ポリフェノールの一種です。レスベラトロールは、サーチュイン(SIRT1)を活性化させると考えられています。<参考:レスベラトロールってなんだろう?~レスベラトロールの基礎知識~>
そのため、レスベラトロールはNMNと相性がよい成分だといえるでしょう。
Pure NMN
画像出典:https://jp.iherb.com/pr/superior-source-pure-nmn-125-mg-60-instant-dissolve-tablets/11532
Superior Sourceは、「Pure NMN」というNMNのサプリメントを販売しています。
Pure NMNの特徴は、口の中で溶けるタブレットを採用していることです。カプセル形状のサプリメントに飲み込みづらさを感じる人でも、NMNを摂取することができます。
また、GMP認定工場で製造されていることも注目すべきポイントです。
アマネージュグミ
画像出典:https://ec.tsuku2.jp/items/00200370222108-0001
医療エステ女神工房/ヤナカセイサクショの「アマネージュグミ」は、グミ型のNMNサプリです。
お菓子感覚でNMNを摂取できるため、サプリメントに美味しさを求めるお客様をターゲットにした商品だといえます。手軽に摂取できる形状にすることで、ターゲットとする顧客層を広くできる可能性があります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- NMNはエイジングケアの領域で注目を浴びている
- NMNのサプリメントはOEMで製造することができる
- 新しい原料であるため、NMNの製造では注意すべきことがある
繰り返しになりますが、NMNはまだ研究の歴史が浅い原料です。
特に、ヒトにおける研究はまだ実績が不十分です。そのため、長期摂取による危険性などはまだはっきりしていません(Nadeeshani et al., 2022)。
よって、NMNサプリの販売には、誠実さが大切だといえます。お客様に過度な期待を抱かせたり、不確実な情報をもとに購入するよう誘導したりしないように注意しましょう。
誠実な姿勢でお客様に接することで、信頼されるブランドを目指すことができるでしょう。
この記事が、あなたのNMNサプリメント開発の一助になれば幸いです。
<参考文献>
Nadeeshani, H., Li, J., Ying, T., Zhang, B., and Lu, J. (2022). Nicotinamide mononucleotide (NMN) as an anti-aging health product : Promises and safety concerns. Journal of Advanced Research, 37, 267-278. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2090123221001491
NMNサプリのOEMならサプリスタンダード
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サプリスタンダードでは、タブレット形状およびハードカプセル形状のNMNサプリメントが製造可能です。
なお、NMNサプリのOEMに関するご相談・お見積りは無料で承っております。お気軽にご連絡ください。
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