プロテインなどのサプリメントのOEMサービス「サプリスタンダード」です。
この記事では、プロテインの製造・販売を成功させるためのヒントをお伝えします。プロテイン製造の事例もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- これからオリジナルプロテインを製造して売ってみたい方
- プロテイン販売の事業を成長させていきたい方
- プロテインのOEMに興味のある方
そんな方には、何か役に立つ情報があるかもしれません。
なお、「プロテインを販売することは決まっている。あとは製造を依頼するメーカーを探すだけだ。」という方は、ぜひ私たちサプリスタンダードにお問い合わせください。無料でご相談・お見積りが可能です。
もくじ
プロテイン販売は儲かる?
プロテインをOEMで製造することを検討している方がもっとも気にしているのは、プロテイン製造して販売した際の収益性ではないでしょうか。ここでは、プロテインのOEMは儲かるのかについてお話します。
サプリスタンダードの結論は、「プロテインのOEMは儲かる見込みがある。しかし、かなりの工夫が必要」です。
それでは、プロテインOEMの収益性についてお伝えします。
プロテイン市場は激戦区
プロテイン市場は、年々競争が激しくなってきています。
パンデミック以前の2019年までは、筋トレブームが加速していました。そして、パンデミックをきっかけに、筋トレをしていない人の健康志向も高まっています。<参考:実施人口は16年で2倍! 「筋トレ」を日本の成長戦略の柱に置くべき理由>
同時に、プロテインの市場も拡大を見せています。富士経済は2021年の調査で、プロテインパウダー市場が2026年に1,500億円に達すると予想しています。<参考:拡大加速する、たんぱく補給食品市場を調査>
プロテイン市場が拡大しているということは、プロテイン市場に参入する企業も増えてきているということです。そのため、プロテイン市場は今後も激戦区となるでしょう。
プロテイン市場で勝つために大切なのは「差別化」
激戦区となっているプロテイン市場で生き残るには、「差別化」が重要です。
しかし、プロテインを差別化するのは難しいといえます。プロテインは食品であり、「機能」を訴求することはできません。そのため、自社のプロテインを差別化するには工夫が必要です。
逆にいうと、うまく差別化することができれば、プロテイン市場という成長市場で活躍できる可能性があるということです。
それでは、プロテインを製造するときは、どんな切り口で差別化できるのでしょうか?
プロテインを差別化する3つの切り口
プロテインをOEMで製造するときに考えられる差別化の切り口には、次の3つのものがあげられます。
- 形状で差別化する
- 販売促進の方法で差別化する
- 用途で差別化する
なお、。プロテインの作られ方などについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
形状で差別化する
「プロテイン」と聞くと、水に溶かして飲むパウダーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、プロテインは「タンパク質を効率よく摂取できる食品」のことを指します。そのため、さまざまな形状で製造することができます。
一般的に流通しているプロテインの最終製品には、以下の形状があります。
- プロテインパウダー
- プロテインドリンク
- プロテインバー
- プロテインタブレット
プロテインの各形状には、それぞれのメリット・デメリットがあります。ターゲットとするお客様のニーズにあった形状を選ぶことで、販売を伸ばすことが期待できるでしょう。
販売促進の方法で差別化する
製品面での差別化が難しければ、販売促進の方法で差別化することも有効です。
- 著名人にブランドキャラクターを務めてもらう
- 印象的な広告を打つ
- お客様を巻き込むような施策を実施する
といった方法が考えられるでしょう。なお、施策によってはかなりコストがかかってしまうため、注意が必要です。
用途で差別化する
プロテインは、お客様がプロテインを摂取する用途に合わせて差別化することもできます。
プロテインを摂取する目的は、人によってさまざまです。筋肉をつけて体重を増やしたいという人や、ダイエットに活用したい人、美容のためにタンパク質を補給したいという方もいるでしょう。
それぞれのニーズに合わせた製品設計にすることで、差別化を図ることができます。例えば、ダイエットをしたい女性にはソイプロテインを販売するなどが考えられるでしょう。
なお、ソイプロテインのOEMに興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。
差別化に成功したプロテインの製造事例3つ
プロテインを差別化する方法がわかったところで、実際にうまく差別化してプロテインを製造している3つの事例をみてみましょう。
なお、以下の内容は、2023年11月11日時点の情報に基づいています。
1. 形状で差別化:SAVAS MILK PROTEIN 脂肪0
画像出典:https://www.meiji.co.jp/sports/savas/products/built_powered/savas_milk_blk.html
SAVASは、明治製菓が運営するプロテインブランドです。
「SAVAS MILK PROTEIN 脂肪0」は、「プロテインドリンク」の形状で商品化しています。プロテインドリンクの特徴は、パウダーを溶かす手間がかからないことです。そのため、手軽にタンパク質を摂取することができる商品です。
「SAVAS MILK PROTEIN 脂肪0」は、主にコンビニや24時間ジムの自動販売機などで販売されています。「いつでもどこでも素早くタンパク質を補給したい」というニーズにこたえるためです。
製品の特性をしっかり理解することで、販路の獲得にまでつなげている点が印象的です。
2. 販売促進の手法で差別化:VALX WHEY PROTEIN
画像出典:https://valx.jp/lp/wheyprotein/
VALXは、プロテインやEAAをはじめとするサプリメントやトレーニング器具、アパレルなどを販売しているブランドです。
「VALX WHEY PROTEIN」の特徴は、販売促進の手法にあります。VALXは、多くの製品について、元ボディビルダーの山本義徳氏の監修を受けています。また、山本氏が出演するYouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学 – VALX」を運営し、ブランドの認知度や信頼性を高めています。
販売促進で差別化を目指すブランドは、ぜひとも参考にしたい事例です。
用途で差別化:GronG 「ホエイプロテイン100 スタンダード」
画像出典:https://shop.grong.jp/products/whey-protein-standard
GronGは、プロテインなどのサプリメントやトレーニング機器などを販売しているブランドです。「低価格」で「高品質」な製品の開発を得意としています。
「ホエイプロテイン100 スタンダード」の特徴は、タンパク質含有率の高さです。一般的なWPC製品のタンパク質含有率はおよそ65%~72%ほどです。しかし、「ホエイプロテイン100 スタンダード」のタンパク質含有率は約75%です。つまり、「とにかく効率的にタンパク質を摂取したい」「タンパク質1g当たりの価格にこだわりたい」という方のニーズに合わせた製品設計になっているのです。
GronGの「ホエイプロテイン100 スタンダード」は、製品の設計で差別化をしている事例だといえます。
なお、GronGはサプリスタンダードの顧客でもあります。GronGの事例について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- プロテイン市場は激戦区だが、差別化を意識すれば収益を見込める可能性がある
- プロテインの差別化の切り口は複数考えられる
- 成功している他社の事例に学ぶことがおすすめ
とはいっても、「誰にどうやってどんなプロテインを売ればよいのか」はすぐに決められるものではないと思います。プロテインを販売するとなると、差別化の方法の他に、どんなパッケージにするか、何種類のフレーバーを用意するか、販路はどうするかなど、考えなくてはいけないことが山ほどあります。
「プロテインをOEMで製造することにしたが、どうやって売ればよいかわからない」という方は、プロテインのOEMメーカーに相談してみましょう。さまざまなプロテインの製造を受託してきたメーカーに相談すれば、プロテインのコンセプトや差別化の方法について、ヒントを得ることができるでしょう。
この記事があなたのビジネスの一助になれば幸いです。
プロテインのOEMならサプリスタンダード
この記事を読んで「プロテインのOEMに挑戦してみたい」と思われた方は、ぜひ私たちサプリスタンダードにお問い合わせください。
サプリスタンダードは、「低価格」「小ロット」ですべておまかせいただけるサプリメントのOEMサービスを展開しています。
なお、ご相談・お見積りは無料で承っております。プロテインのOEMについてお考えの方は、お気軽にご連絡ください。
株式会社サプリスタンダードは、「国内サプリメント市場の拡大に貢献し、牽引していく企業になる」というビジョンのもと、2021年よりサービスを開始したサプリメントのOEM受託製造会社です。