プロテインなどのサプリメントのOEM受託サービス「サプリスタンダード」です。
オリジナルのサプリメントを作ろうと考えたときに、中身と同じくらい悩むのがパッケージです。
「どんなパッケージにすればよいのだろう?」
「どんなデザインなら売れるだろうか?」
そんな風に悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、サプリメントのパッケージの選び方やデザインの決め方、そしてデザインの注意点を解説いたします。
- サプリメントを作っているが、パッケージの制作で悩んでいる方
- オリジナルのサプリメントを作ってみたい方
- サプリメントのOEMに興味がある方
ぜひ最後まで読んでみてください。
なお、「サプリメントを作るのは決めているが、パッケージのデザインもできるOEMメーカーを探している。」という方は、ぜひ私たちサプリスタンダードにお問い合わせください。無料でサプリメントのOEMに関するご相談が可能です。
もくじ
サプリメント販売でパッケージは超重要!
サプリメント販売では、パッケージは非常に重要な役割を持っています。
具体的には、次の2つがパッケージの主な役割です。
- お客様に気付いてもらう
- 競合商品の中から選んでもらう
お客様に気付いてもらう
パッケージの一つ目の役割は、お客様に気付いてもらうことです。
どんなによい商品でも、お客様に興味をもってもらい、知ってもらえなければ、買っていただくことはできません。
そこで重要なのが、パッケージです。
店頭であれ通販であれ、最初にお客様の視界に入るのはパッケージです。そのため、興味をひかれるようなパッケージを用意することが大切です。
競合商品の中から選んでもらう
パッケージの二つ目の役割は、競合商品の中から選んでもらうことです。
お客様が興味を持つ商品は、一つとは限りません。もっともよい商品を手に入れるために、さまざまな商品を見比べて買うかどうかを決定します。
パッケージは、他社商品との違いをお客様に伝え、自社商品の強みを理解させる役割を担います。
訴求力の強いパッケージなら、競合商品の中から選んでもらえる可能性を高くできるのです。
パッケージは購入の決め手になる
パッケージの役割は、モノを買うプロセスに対応しています。
つまり、商品を買うには、まずその商品の存在を知り、そして競合の商品の中から選ぶという2つのステップがあるのです。
パッケージは、これら2つのステップのどちらにも関係しています。
つまり、パッケージはサプリメントを買ってもらえるかどうかに強く影響するということです。
パッケージ制作で考えるのは2つのこと
サプリメント販売におけるパッケージの重要性をご理解いただけたのではないでしょうか。
それでは、パッケージはどのように作ればよいのでしょうか?
パッケージを作る時に考えることは次の2つです。
- 形状
- デザイン
単純なようですが、実は奥が深いのがパッケージ制作です。
ここからは、パッケージの形状の決め方と、デザインの決め方についてお話します。
パッケージの形状について
まずは、パッケージの形状を決める必要があります。
パッケージの形状を決めるには、そもそもどんなものがサプリメントに使われておくのかを知っておくとよいでしょう。
サプリメントでよく使われる3つのパッケージ
サプリメントでは、次の3つのパッケージがよく使われています。
- パウチ
- 個包装
- ボトル
1. パウチ
国内で流通しているサプリメントの多くは、パウチ形状のパッケージを使用しています。
パウチとは、密閉のできる小袋のことです。サプリメント用に使われているパウチは、チャック付きのものがほとんどです。
一般的に、パウチはポリエチレンなどのプラスチックとアルミ箔を組み合わせて作られています。
パウチの特徴は、コストが安いことです。
パウチはサプリメントだけでなく、コーヒーやレトルト食品などの包装にも使用されています。そのため、流通量が多く、比較的安値で仕入れることができるのです。
2. 個包装
サプリメントによっては、個包装のパッケージが採用される場合もあります。
個包装のパッケージは、運動中などに飲まれることを想定したサプリメントや、お試し用のサプリメントを販売するときなどに好んで使われます。
なお、個包装のパッケージを使用するときは、別途外箱を用意することが多いです。
3. ボトル
タブレット型のマルチビタミンなどでは、ボトル形状のパッケージが使用されているものもあります。
ボトル形状のパッケージの特徴は、内容物を取り出しやすいことです。
なお、ボトルの場合、プラスチックやガラスで作られています。
これらのうち、ガラス形状のパッケージの場合は、割れるのを防ぐための外箱が必要となる場合があります。
パッケージの形状の選び方
サプリメントで使われているパッケージの種類がわかったところで、どのように形状を選ぶかについてお話します。
パッケージの形状を選ぶときは、次の2つのことを考えましょう。
- 想定する使われ方
- 予算
1. 想定する使われ方
パッケージの形状を選ぶときは、「どうやってそのサプリメントを使ってほしいのか」を考えることが大切です。
サプリメントの種類や用途によって、お客様にとって便利なパッケージの形状は異なります。
たとえば、運動で体づくりをしている人に向けたプロテインであれば、ある程度の容量が確保できるパウチが好まれるでしょう。
一方、サイクリングのような長時間の運動をサポートするサプリメントであれば、片手でも摂取できる個包装のパッケージが適していそうです。
このように、「お客様はどうやってそのサプリメントを使うのか」を考えて、パッケージの形状を選びましょう。
2. 予算
ビジネスである以上、予算も考えてパッケージを選ぶ必要があります。
使用するパッケージの形状やデザインの入れ方によって、最小ロットや単価は大きく変わることがあります。
前述の通り、もっとも安く仕入れることができるのはパウチです。中でもパウチにラベルを張るタイプのパッケージであれば、費用をおさえることができます。
一方、同じパウチでも、ラベルではなくデザインを印刷する場合、最小ロットがかなり大きくなります。
パッケージにかかる費用が大きくなるということは、販売価格も高くなるということです。そのため、コストパフォーマンスを考えると、基本的にパウチを選ぶのがよいでしょう。
ただし、高級志向の方をターゲットにする場合、ある程度販売価格が高い方が好まれることもあります。そのような場合は、「パウチ+ラベル」ではなく、ボトル形状のパッケージをあえて選ぶなども考えられるでしょう。
パッケージのデザインについて
使用するパッケージの形状が決まったら、今度はパッケージのデザインを決めます。
サプリメントの売上にも影響するのがパッケージのデザイン。
魅力的なデザインを作るには、どうすればよいのでしょうか?
魅力的なデザインを作るためのポイント
サプリメントのパッケージデザインを魅力的なものにするためのポイントは、次の3つです。
- 誰のための商品なのかがわかるようにする
- 注意を分散させない
- 一目で貴社の商品であることが伝わるデザインにする
- 一目で何の商品なのかがわかるようにする
1. 誰のための商品なのかがわかるようにする
はじめに、誰をターゲットにした商品なのかがわかるデザインにすることが重要です。
お客様にとってパッケージは、「自分はこの商品のターゲットなのか」を判断する基準になっています。
そのため、「私もこの商品を買っていいんだ」と思えるようなデザインにすると、買ってもらえる可能性は高くなります。
例えば、ダイエットをしている女性をターゲットにしたソイプロテインを販売することを考えてみます。
この商品のパッケージデザインが、「ポーズをとるマッチョな男性」だったらどうでしょうか?
ターゲットであったはずの女性は、おそらくこの商品を買おうという気持ちにはならないでしょう。
これは極端な例ですが、要するにターゲットとするお客様が違和感を持たないようなデザインであることが重要だということです。
2. 注意を分散させない
サプリメントのパッケージをデザインする時は、注意が分散しないようなデザインにすることも重要です。
パッケージには、そのサプリメントの訴求点をお客様に伝える役割があります。
しかし、情報量が多すぎると、何に注目すればよいのかわからなくなりがちです。
そのため、パッケージのデザインで伝える情報はなるべく絞り、「ここに注目してほしい」というのがはっきりしたデザインを目指しましょう。
3. 一目で貴社の商品であることが伝わるデザインにする
一目で貴社の商品であることが伝わるデザインにすることも重要です。
お客様と商品との出会いは一瞬です。そのため、瞬時にどの企業の商品なのかがわかることは非常に重要だといえます。
一目でわかるデザインが生きてくるのは、次の2つの場面です。
- ECや店頭で販売されるとき
- SNSなどでシェアされるとき
まず、通販であれオフラインの店舗であれ、販売される際は、一目でわかるデザインであることが重要です。
サプリメントが販売される際、通販サイトや小売店などでは、他社のブランドとともに並べられます。
そのため、一目みて「これは〇〇の商品である」ということを伝えられると、お客様は商品の存在に気づきやすくなります。
「気づかれること」は購入の最初のステップです。よって、一目で伝わるデザインは、購入確率を上げられるのです。
また、SNSなどでシェアされる際にも、一目でわかるデザインの良さが活かされます。
現代の消費活動においては、他の消費者による紹介や口コミは非常に重要であると考えられています。
特に、SNSが発展している今、誰もが好きな商品の写真を撮り、他の人に広める広告塔としての役割を持っています。
そのため、商品の写真がシェアされたときに、「こんなブランドがあるのか」という気持ちになれるデザインであることが重要なのです。
貴社の個性が伝わり、思わず写真に撮ってシェアしたくなるようなデザインにできれば、マーケティングにおいて非常に大きな意味を持つでしょう。
4. 一目で何の商品なのかがわかるようにする
最後に、一目で何の商品なのかがわかるかどうかに注意しましょう。
例えば、マルチビタミンを販売しているなら、パッケージを見たお客様が「この商品の中身はマルチビタミンのサプリメントだ。」と瞬時に認識できるようなデザインにすることが大切です。
「そんなのあたりまえじゃないか。」と思われたかもしれません。しかし、一目で中身が何なのかわからないパッケージは意外に多く存在します。
お客様に見つけてもらえるのは、「自分が探しているのはこの商品だ。」と思ってもらえるものだけです。
そのため、商品を探しているお客様が見つけやすいデザインになっているかどうかはしっかり確認しましょう。
サプリメントのパッケージデザインは法律に注意する
魅力的なパッケージを作るためのポイントをご理解いただけたと思います。
しかし、注意しなくてはならないこともあります。それは、法律を遵守することです。
魅力的なパッケージや広告を作ろうとするあまり、法律に違反してしまうことは、サプリメント業界では度々見受けられます。
具体的には、薬機法や景品表示法、食品表示法などの法律に特に注意が必要です。
パッケージに商品の訴求点を記載する際、医薬品だと誤認されるような表現を使ったり、誇張した表現でお客様に過度な期待を持たせたりすることは、広告表現として違反になります。
また、食品のパッケージには表示義務項目やパッケージ特有のルールもあり、これらを逸脱すると罰せられることがあります。
そのため、デザインや広告コピーが法律に反していないかには十分に注意しましょう。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- パッケージは、サプリメント販売において非常に重要
- パッケージの形状は、使いやすさや予算を意識して選ぶ
- パッケージのデザインは、「誰のために、何を、誰が売っているのか」が伝わるようにする
- パッケージをデザインするときは、法律に違反しないように注意が必要
サプリメントのパッケージづくりで重要なのは、常にターゲットとするお客様の視点に立って考えることです。
「このパッケージはお客様にとって使いやすいか?」
「このデザインはお客様を楽しい気分にするか?」
常に自問自答して、パッケージの形状とデザインを決めましょう。
なお、サプリメントのOEMメーカーによっては、デザインのアドバイスをしてくれたり、場合によっては専任のデザイナーが所属していたりすることもあります。
そのため、オリジナルサプリメントを作る時は、よりよいパッケージを作れるよう、パッケージ制作もできるOEMメーカーを選んでみてはいかがでしょうか?
この記事があなたのサプリメント作成の一助になれば幸いです。
パッケージも作れるサプリメントのOEMメーカーならサプリスタンダード
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サプリスタンダードは、「低価格」「小ロット」で、サプリメントの設計・製造から専任デザイナーによるパッケージの制作、サプリメントの保管(※)まで、すべておまかせいただけるサプリメントのOEMサービスを展開しています。
また、サプリスタンダードでは「薬機法広告コンサル」を実施しております。薬機法などの法律に詳しい専門家が在籍しているため、法律を遵守しつつ商品の魅力を伝えられる広告表現のご提案も可能です。
なお、サプリメントのOEMに関するご相談・お見積りは無料で承っております。お気軽にご連絡ください。
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株式会社サプリスタンダードは、「国内サプリメント市場の拡大に貢献し、牽引していく企業になる」というビジョンのもと、2021年よりサービスを開始したサプリメントのOEM受託製造会社です。