サプリメント(健康食品)のODMとは?OEMとの違いやメリット・デメリットを解説!成功のポイントもご紹介

  • サプリメントのOEM
  • 最終更新日 / 2023.11.24
  • サプリスタンダード
  • ブログ編集部
ブログ編集部
サプリメント(健康食品)のODMとは?OEMとの違いやメリット・デメリットを解説!成功のポイントもご紹介

プロテインなどのサプリメントのOEM受託サービス「サプリスタンダード」です。

この記事では、サプリメント(健康食品)のODMの意味や、OEMとの違いODMのメリットとデメリット、また、サプリメントのODMを成功させるためのヒントをお伝えします。

  • オリジナルサプリメントを作って販売してみたい方
  • サプリメントのODM・OEMに興味がある方
  • ODMとOEMの違いについて知りたい方

ぜひ最後まで読んでみてください。

なお、「サプリメントをODMで作ることは決まっている。あとは製造などを委託するメーカーを探すだけだ。」という方は、ぜひ私たちサプリスタンダードにお問合せください。無料でサプリメントのODMに関するご相談・お見積りが可能です。

サプリメントのODMとは?

ODMとは、「Original Design Manufacturing」の略です。ODMは「メーカーが、他社製品の設計・製造をおこなうこと」を指します。

つまり、サプリメントのODMとは、サプリスタンダードのようなメーカーがあなたのオリジナルサプリメントを設計し、製造することを意味します。

ODMでは、委託する側は、どんな製品を作りたいかをメーカーに伝えます。そして、製品のコンセプト(誰のためのどんなサプリメントなのか)に基づいて、メーカーは製品の設計と製造をおこないます。

OEMとの違い

ODMと似た言葉に、「OEM」があります。OEMは、「Original Equipment Manufacturing」の略で、「メーカーが他社製品の製造をおこなうこと」を意味します。

つまり、ODMとOEMの違いは、「どれだけの業務をメーカーに任せるか」にあります。ODMでは、製品の設計と製造をメーカーに任せる一方、OEMでは製造のみを委託します。

サプリメントODMにおける製品設計とは?

ODMとOEMの違いは、製品設計をメーカーがおこなうかどうかにあるとお伝えしました。

では、サプリメントのODMにおける製品設計とは何を指しているのでしょうか?

サプリメントの製品設計は、次のようなことを決める作業です。

  • サプリメントの大きさや形状
  • 使用する原料
  • サプリメントの処方

サプリメントの形状

製品の設計では、サプリメントの形状を決めます。

同じ種類のサプリメントでも、ターゲットや用途に合わせて、さまざまな形状で製造することができます。たとえば、同じビタミンのサプリメントでも、カプセル形状のものもあればタブレット形状のものもあります。

どんな人がどんな場面で使用するかにあわせて、形状を決定することが、設計の第一歩です。

使用する原料

使用する原料を決定することも、製品設計の要素の1つです。

同じ種類の原料であっても、製造地やサプライヤーによって特徴は異なります。そのため、製品のコンセプトに合った原料を選ぶ必要があります。

原料の選択は、プロテインのように複数の生産地やサプライヤーがある原料では特に重要です。ホエイプロテインの原料は北米やオセアニアで作られていますが、地域ごとに風味などに違いがあります。なお、プロテインがどのように作られているかについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

サプリメントの処方

サプリメントの設計の中でも特に重要なのは、処方です。

サプリメントの処方とは、サプリメントの成分を決めることです。「どんな成分をどれだけ入れるか」によって、栄養成分はもちろん、風味なども決まります。

お客様に満足していただける商品を作るために、質の高い処方は重要です。

サプリメントODMのメリットとデメリット

サプリメントをODMで作ることには、メリットとデメリットがあります。ODMでサプリメントを作るかどうかを決めるときは、メリットとデメリットを十分理解しておきましょう

サプリメントODMの3つのメリット

サプリメントをODMで製造する際の主なメリットは次の3つです。

  1. サプリメント開発のノウハウが不要
  2. サポート範囲が広い
  3. 低コストでサプリメントを作ることができる

それぞれ詳しく解説します。

1. サプリメント開発のノウハウが不要

サプリメントをODMで作ることのメリットの1つは、開発ノウハウがなくてもサプリメントを販売できることです。

前述の通り、サプリメントを設計するには、サプリメントの形状や使用する原料、そして処方を決めなくてはなりません。しかし、お客様に納得してもらえる商品を作るには、専門的な知識が必要です。

ODMでは、サプリメントの設計を経験のあるメーカーがおこないます。そのため、依頼する側はサプリメントの設計に関するノウハウがなくてもサプリメントを開発・販売できます

2. サポート範囲が広い

サプリメントのODMでは、メーカーから受けられるサポート範囲が広いこともメリットです。

一般的に、ODMは製品の設計と製造をメーカーに委託することです。しかし、最近では、広告の制作やECサイトの立ち上げなど、マーケティング面のサポートをしてくれるメーカーもあるほどです。

そのため、はじめてオリジナルのサプリメントを作るという企業でも安心して依頼ができます。

3. 低コストでサプリメントを作ることができる

サプリメントのODMを利用すれば、低コストでサプリメントを開発できます

サプリメントの開発や製造には、莫大な費用がかかります。設備の投資や専門知識をもスタッフの人件費などが必要となるからです。

ODMを依頼する場合、こうした費用は必要ありません。そのため、特にはじめて市場に投入する製品の場合、ODMで作る方が低リスクで販売することができます

サプリメントODMの2つのデメリット

サプリメントODMの主なデメリットは次の2つです。

  1. サプリメント開発のノウハウが蓄積しない
  2. メーカーへの依存度が高いためリスクが大きい

1. サプリメント開発のノウハウが蓄積しない

サプリメントのODMでは、サプリメント開発の知識が得られないというデメリットがあります。

ODMは製品の設計もメーカーに委託するため、依頼する企業は、原料や成分に関する知識を得ることが難しいです。。そのため、将来的に自社でサプリメントを開発したい場合は、ODMのみでサプリメントを開発することは避けるべきかもしれません。

2. メーカーへの依存度が高いためリスクが大きい

サプリメントのODMには、メーカーへの依存度が高いというデメリットがあります。そのため、開発した製品を販売できるかどうかはメーカー次第ということになってしまいます。

どれだけ良いメーカーであっても、何らかの事情で製造ができなくなってしまう可能性はあります。火災などで工場が使えなくなることもあれば、倒産してしまうことも考えられるでしょう。特に、ODMで作っているサプリメントが主力商品であった場合、事業全体に大きな影響が出るかもしれません。

サプリメントのODMを成功させるためのポイント

サプリメントのODMには長所と短所があります。大切なのは、長所を最大限いかしつつ、デメリットをなるべくおさえることです。ここでは、サプリメントのODMを成功させるために大切なポイントをお伝えします。

  1. 作りたいサプリメントのコンセプトをはっきりさせておく
  2. 情報収集を怠らない

1. 作りたいサプリメントのコンセプトをはっきりさせておく

サプリメントをODMで作る時は、作りたいサプリメントのコンセプトをはっきりさせておくことが重要です。

メーカーは、良くも悪くも過去の実績に基づいた製品を提案します。そのため、コンセプトが曖昧であったり、差別化されていない製品の製造を依頼すると、他社製品と似通ったものができてしまいます

しかし、はっきりとした、独自のコンセプトを用意しておくと、差別化のできる製品を作ることができます。メーカーはあなたのコンセプトにあった製品設計を提案し、効率的に製造してくれることでしょう。

2. 情報収集を怠らない

ODMでサプリメントを作る場合、情報収集を怠らないことが大切です。

先にお話したように、ODMは依存度が高く、リスクが大きくなりがちな事業です。そのため、1つのメーカーだけに頼らない形で事業を進めることが大切です。

ここで重要なのは、常に情報を収集しておくことです。処方や原料サプライヤーなどについて知識があれば、別のメーカーに製造を依頼することになっても、スムーズにサプリメントを製造できます。

なお、ODMを依頼する企業にとって、一番の情報源はサプリメントを製造してもらうメーカーだと思います。そのため、メーカーと密にコミュニケーションをとりながら、情報を集めるのがよいでしょう。

まとめ

この記事の要点をまとめます。

  1. サプリメントのODMは、メーカーにサプリメントの設計と製造を依頼すること
  2. サプリメントのODMにはメリットもデメリットもある
  3. メリットを最大限生かしつつ、リスクをなるべく小さくすることが、サプリメントのODMを成功させるポイント

サプリメントのODMは、長期的に事業をおこなうことで、効果を発揮することができます。ODMは依存度の高い事業だとお話しました。しかし、これは依頼する企業とメーカーとの間で強いパートナーシップを構築できるということでもあります。持続的な関係を築くことで、お互いの得意分野を活かした商品を開発できるようになるかもしれません。

そのため、ODMでサプリメントを作る時は、長いスパンで事業をおこなうことを考えておきましょう

この記事があなたのサプリメント開発の一助になれば幸いです。

サプリメントのODMならサプリスタンダード

この記事を読んで、「サプリメントをODMで作ってみたい」と思われた方は、ぜひ私たちサプリスタンダードにお問い合わせください。

サプリスタンダードは、「低価格」「小ロット」で、製品の設計から製造品の保管(※)まで、すべておまかせいただけるサプリメントのODM・OEMサービスを展開しております。

なお、サプリメントのODM・OEMに関するご相談・お見積りは無料で承っております。どんなサプリメントを作りたいか決まっていないという方も、お気軽にご連絡ください。

(※)期限あり

サプリスタンダード メインサイトはこちら
小ロット発注可能!サプリのOEMはこちら
この記事を書いた人
ブログ編集部
サプリスタンダード
ブログ編集部

株式会社サプリスタンダードは、「国内サプリメント市場の拡大に貢献し、牽引していく企業になる」というビジョンのもと、2021年よりサービスを開始したサプリメントのOEM受託製造会社です。

最小200kg~の「小ロット」発注が可能
プロテインなどのサプリのOEM受託製造サービス
サービス詳細はこちら
MENU