オリジナルプロテインを作ろう!プロテインはこうやって作られる

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  • 最終更新日 / 2023.11.01
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オリジナルプロテインを作ろう!プロテインはこうやって作られる

プロテインなどのサプリメントのOEM受託サービス「サプリスタンダード」です。

この記事では、オリジナルプロテインを作りたいと考えている方に向けて、プロテインが商品になるまでの流れを解説します。

「オリジナルプロテインを作ってみたいけど、イメージが湧かない」という方、必読の内容になっております。

また、オリジナルプロテインを作りたいとお考えの

  • パーソナルジムのトレーナー・オーナーの方
  • 24時間ジムのオーナーの方
  • 美容室のオーナー・美容師の方
  • スポーツチームの監督・選手の方
  • EC事業を展開している方

この記事を読めば、ヒントになる情報を得られるかもしれません。

プロテインがどうやって作られているか知りたい」という方も、ぜひ読んでみてくださいね。

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プロテインはどうやって作られる?プロテインが商品になるまで

オリジナルプロテインを作るためには、「プロテインがどうやって商品になるのか」を知ることが大切です。

プロテインの商品化の流れを理解しておくことで、どのOEMメーカーにプロテインの製造を依頼すべきか判断しやすくなります。

プロテインの製造は、次のような工程でおこなわれます。

  1. プロテインの企画
  2. 原料の選定・調達
  3. 処方の設計
  4. パッケージの形状の決定
  5. パッケージのデザイン
  6. プロテインの製造
  7. パッケージの製造
  8. 完成

順に解説いたします。

1. プロテインの企画(コンセプトの決定)

企画段階では、「何のために、どんなプロテインを作るのか」を決めます。作成するプロテインの目的に合わせて

  • 最終製品の形状
  • プロテインの種類

の2つを決めることが大切です。以下では、最終製品の形状と、プロテインの種類について解説します。

最終製品の形状

プロテインはさまざまな形状に製造・加工することができます。代表的なものは次の4つです。

  • プロテインパウダー
  • プロテインドリンク
  • プロテインバー
  • プロテインタブレット

プロテインパウダー

プロテインパウダーは、とてもよく用いられるプロテインの形状です。プロテインと聞けば、頭に浮かぶのは粉末状のサプリメントではないでしょうか。

プロテインパウダーの利点は、効率よくタンパク質を摂取できることです。タンパク質の割合が高く、体づくりや美容などの目的で使用されています。

プロテインパウダーは、基本的に水に溶かして摂取します。人によっては、お菓子にいれるなどして、調理に使用する場合もあります。

パウダー形状のプロテインは、コストパフォーマンスにも優れています。タンパク質1gあたりの価格は、他のどの形状よりも安価です。

なお、水に溶かす手間や独特の風味、持ち運びの不便さなどから敬遠されることもあります。

プロテインドリンク

プロテインドリンクは、タンパク質を豊富に含む飲料のことです。

プロテインドリンクの利点は、パウダーを水に溶かす手間を省けることです。そのため、最近ではタンパク質を手軽に摂取できるアイテムとして、コンビニなどで売られています

なお、プロテインドリンクは飲みやすさを意識して作られています。そのため、糖質を多く含んでいることから、ダイエット中の人などからは敬遠されることがあります。また、タンパク質1gあたりの価格もパウダーに比べると高いです。

プロテインバー

プロテインバーは、タンパク質を多く含む固形の食品です。

トレーニングをしている人の間では、お菓子の代わりとして用いられることがあります。こちらも手軽にタンパク質を取ることができる食品であり、コンビニなどで販売されています。

プロテインバーやプロテインバーのOEMについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

プロテインタブレット

プロテインタブレットは、タブレットタイプのプロテインです。

プロテインタブレットは、持ち運びの容易さや、パウダーのように計量の必要がないという手軽さが特徴です。

一方、摂取できるタンパク質量に限りがあるというデメリットもあります。例えば、多くのプロテインパウダーは、1食およそ30gで約20gのタンパク質を摂取できるように作られています。しかし、プロテインタブレットで同じ量のタンパク質を取ろうとすると、数十粒のタブレットを飲まなくてはなりません。

プロテインの種類

プロテインの種類は、用いられる原料によって決まります。よく流通しているプロテインには、次のものがあげられます。

  • ホエイプロテイン
  • カゼインプロテイン
  • ミルクプロテイン
  • ソイプロテイン
  • ヘンププロテイン(麻の実)
  • ピープロテイン(エンドウマメ)
  • 玄米プロテイン

これらのうち、ホエイプロテイン、カゼインプロテイン、ミルクプロテイン、ソイプロテインの4つは特に流通量が多いので、順に解説いたします。

ホエイプロテイン

一般的に「プロテイン」として流通しているものの多くはホエイプロテインです。

ホエイとは、チーズを作る際に取り除かれる液体です。日本語では乳清とも呼ばれます。つまり、ホエイプロテインは牛乳由来のプロテインだということです。

ホエイプロテインの特徴は、消化吸収が早いことです。一般的に、ホエイプロテインを摂取すると、およそ1時間で血中アミノ酸濃度がピークに達するといわれています。つまり、ホエイプロテインは1時間ほどで消化されるということです。

また、ホエイプロテインは、製法によってWPCとWPIに分けられます

販売されているホエイプロテインの多くは、WPC(Whey Protein Concentrate)です。

WPC原料は、ホエイに含まれるタンパク質を濃縮することで得られます。製造コストが安いため、さまざまなプロテインで用いられています。一方、乳糖や脂肪など、タンパク質以外の成分もある程度含まれます

WPI(Whey Protein Isolate)は、より純度の高いホエイプロテインです。

WPIは、フィルターを用いて不純物を取り除くMF製法や、正味電荷の違いを利用してタンパク質以外の物質を取り除くイオン交換製法によって製造されます。<参考:How Whey Protein is Made

WPIは、タンパク質含有率が高く、乳糖や脂質が少ないという特徴があります。一方、タンパク質含有率の高さや、製造工程の複雑さから、製造コストは高くなります。そのため、WPIはWPCよりも販売価格が高いです。

なお、WPH(Whey Protein Hydrolysate)と呼ばれるものもあります。WPHは加水分解を利用して製造されており、ペプチドであるため消化されやすいです。ただし、この種類のプロテインは非常に高価で、流通量も多くありません。

カゼインプロテイン

同じ牛乳由来のプロテインに、カゼインプロテインがあります。

カゼインは、チーズの原料となるカード(凝乳)という固形物から液体(=ホエイ)を取り除くことで作られます。

カゼインプロテインはホエイプロテインに比べて緩やかに消化されるという特徴があります。これは、カゼインが凝固しやすいためです。パウダーを水に溶かして摂取した場合も、カゼインは胃の中で固まります。そのため、消化に時間がかかるのです。<参考:What IS Casein, and Does It Aid Muscle Growth?

ミルクプロテイン

ミルクプロテインは、牛乳由来のタンパク質の総称のことです。

ミルクプロテインは、カゼインプロテインとホエイプロテインから成ります。カゼイン約8割、ホエイ約2割の比率で構成されています。<参考:ミルクプロテイン(乳たんぱく質)って何?

タンパク質補給食品としては、ミルクプロテインはプロテインドリンクでよく使用されています

ソイプロテイン

ホエイプロテインと並んで人気が高いプロテインが、ソイプロテインです。

ソイプロテインは、大豆を原料とするプロテインです。

ソイプロテインの特長は、緩やかに消化されることです。腹持ちがよいため、ダイエット向けのプロテインとして使用されることもあります。また、大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似ているといわれています。そのため、女性向けのプロテインとして紹介されることもあります

なお、プロテインバーの多くはソイプロテインを使用して作られています。

まとめ

以上のように、それぞれの最終製品の形状や種類の特長を理解し、「何のためにどんなプロテインを作るのか」を決める作業が、プロテインの企画です。企画によって、その後の製造工程や必要な製造設備が決まります。そのため、企画は非常に重要な工程だといえます。

2. 原料の選定・調達

作りたいプロテインの形状や種類が決まったら、次に原料を選定し、調達します。

ここからは、特に需要の大きいホエイプロテインとソイプロテインに限定してお話します。

プロテイン原料の産地

そもそも、プロテインの原料はどこで作られているのでしょうか?ホエイプロテインとソイプロテインのそれぞれについて、どの国で主に作られているかを考えてみましょう。

ホエイプロテイン

ホエイプロテインの原料は、基本的に海外からの輸入となります。

主な製造地域は、

  • 北米
  • ヨーロッパ
  • オセアニア

の3地域です。なお、乳牛の飼育環境などの関係から、ホエイプロテイン原料の特徴は地域によって異なります。この点については、のちほど解説いたします。

ソイプロテイン

ソイプロテイン原料は、国内でも国外でも製造されています。ただし、ホエイプロテインよりもサプライヤーが少ないため、原料の選択肢は限られていることに注意しましょう。

ソイプロテイン原料の主な製造地域は、以下の3地域です。

  • 国内
  • アメリカ
  • 中国

なお、国内製造のソイプロテイン原料は、アメリカや中国から輸入した大豆を製造・加工してパウダーにしていることが多いです。

ソイプロテインの原料を選ぶ際は、粘度が低いものを選ぶことが、飲みやすいソイプロテインを作るうえで重要です。

ホエイプロテイン原料の違いについて

ホエイプロテインは牛乳から作られています。そのため、乳牛の育つ環境によって、ホエイプロテイン原料の特徴も変わります。こうした原料の違いは最終製品の性質にも影響するため、原料の選定・調達は重要な工程です。以下では、地域ごとのホエイプロテインの違いについてお話します。

北米・ヨーロッパ産のホエイプロテイン原料

北米やヨーロッパでは、主に飼料を使って乳牛を飼育しています。飼料の主な原料はトウモロコシです。

北米・ヨーロッパは、ホエイプロテインの大きな産地の一つです。日本に輸出されるホエイプロテイン原料の多くは、北米・ヨーロッパ産です。また、他の産地と比較すると原料価格が安く、幅広い製品で使用されています。

オセアニア産のホエイプロテイン原料

オセアニアでは、自然に近い形で乳牛を育てています。

注目するべきは、乳牛に与えられるエサです。オセアニアでは、主に牧草が使用されています。そのため、オセアニア産のホエイプロテイン原料を使用すれば、「グラスフェッド」の商品として販売できる場合があります。

まとめ

プロテインの原料を調達する際は、それぞれの原料の特徴を理解することが大切です。原料の質が、完成したプロテインの口当たりや風味などに影響を与えるためです。

3. 処方の設計

プロテインで使用する原料を決めたら、プロテインの処方を決めます。プロテイン製造における処方とは、プロテインの成分を調整することです。

処方で大切なことは、栄養素と飲みやすさのバランスを意識することです。プロテインは、タンパク質を効率よく摂取するためのアイテムです。しかし、プロテインは継続的に摂取されることが多いため、飲みやすさは消費体験に強く影響します。そのため、飲みやすさも見落とせません。

ここでは、わかりやすくパウダー形状のホエイプロテインの処方に限定してお話します。

プロテイン原料は美味しくない!副原料の重要性

ホエイプロテインパウダーをお持ちの方は、原材料の表示を見てみてください。

なぜ、「乳清タンパク(=ホエイプロテイン原料)」以外のものがたくさん使われているのでしょうか?

この理由は、思い切っていえば、「ホエイプロテイン原料は美味しいものではない」からです。「ホエイプロテイン原料が占める割合が多いほど、プロテインは飲みにくくなる」といってもよいでしょう。そのため、ホエイプロテインを飲みやすくするためには、ホエイプロテイン原料以外の成分の調整が大切なのです。

つまり、栄養素(タンパク質)と飲みやすさは、トレードオフの関係にあるということです。よって、これらを両立できるようなバランスを見つけ出すことが重要になります。

なお、ホエイプロテインの原材料は、主原料(ホエイプロテイン原料)と、副原料(甘味料や香料など)に分けられます。大雑把に言えば、栄養素を決めるのは主原料、飲みやすさを決めるのは副原料ということです。

処方の難しさ

ホエイプロテインの処方には、繊細な技術が求められます

一般的に、ホエイプロテインパウダーの大半をホエイプロテイン原料が占めます。ここで思い出してほしいのは、「ホエイプロテイン原料が占める割合が多いほど、プロテインは飲みにくくなる」ということです。

要するに、飲みやすいプロテインを作るためには、全体のわずか数%で調整をしなくてはならないということです。ここに、ホエイプロテインの処方の難しさがあります。

プロテインの飲みやすさを決める3要素

ここで、プロテインの飲みやすさについて考えてみましょう。

プロテインの飲みやすさは、次の3つの要素で決まるといえます。

  • 風味
  • 溶けやすさ
  • 泡立ちにくさ

これら3つを軸に、プロテインの処方について解説いたします。

風味

プロテインは食品ですから、風味は非常に重要です。

プロテインでは、風味の再現度が重視されます。プロテインのパッケージには「〇〇風味」「〇〇フレーバー」というように、そのプロテインの風味が表示されています。そして、お客様はその表示を頼りに商品を購入します。

ところが、表示されている風味と、実際の商品の風味がかけ離れていたらどうでしょうか?そのプロテインは「まずい」と評価されてしまいます。

そのため、甘味料などをうまく組み合わせて、もとになっている食品の風味にできるだけ近づけることが求められます

溶けやすさ

プロテインは、溶けやすさも大切です。

プロテインがダマになってしまうと、口当たりが悪くなったり、味にムラが出たりしてしまい、飲みにくくなってしまいます。また、シェイカーにこびりついてしまうため、洗うのをストレスに感じる人も出てくるでしょう。

そのため、ダマにならずによく溶けるような処方を目指しましょう

なお、プロテインの溶けやすさには、風味が影響している場合があります。例えば、酸味のあるプロテインは溶けにくいものが多いです。そのため、酸味のあるものをつくる時は、処方設計のノウハウがある会社におまかせすることをおすすめします。

泡立ちにくさ

混ぜたときに泡立たないということも、プロテインには求められます。

シェイカーで混ぜたときに泡立ってしまうと、口当たりや風味に影響し、飲みにくさにつながってしまいます。

そのため、処方設計の工夫によって泡立ちを抑えることも大切です。

まとめ

以上のように、プロテインの処方を行う際には栄養素と飲みやすさのバランスを意識することが大切です。

なお、プロテインのコンセプトによっては、NMNなどの近年注目されている成分を入れる場合があると思います。このように特殊な成分を入れる際は、原価が高くなり過ぎないように注意しましょう。

4. パッケージの形状の決定

プロテインの処方が決まったら、今度はパッケージについて考えましょう。

まず、どんな形状のパッケージにプロテインを詰めるかを決める必要があります。

プロテインパウダーであれば、主なパッケージの形状には、次のようなものがあります。

  • パウチ(アルミ)
  • 個包装
  • ボトル(プラスチック)

これら3つのうち、比較的コストが安いのはパウチ形状のパッケージです。国内メーカーのプロテインパウダーのほぼすべてがパウチ形状のパッケージで流通しているといっても過言ではないでしょう。

また、個包装のパッケージもあります。個包装のパッケージは、おためしパックなどを作る場合に用いられます。さらに、携帯性に優れているので、外出先で摂取することを前提とした商品でも重宝されます。

なお、海外のプロテインメーカーは、ボトル形状のパッケージを採用していることがあります。

5. パッケージのデザイン

プロテインの製品設計と同じくらい重要なのが、パッケージのデザインです。

販売や企業のブランディングのためにプロテインを使用する場合、パッケージのデザインには気を配りましょう。最初にお客様に伝わるのは、製品の質ではなくパッケージだからです。

パッケージのデザインで大切なことは次の2つです。

  • 各種法令の遵守
  • 競合商品との差別化

各種法令の遵守

プロテインのパッケージをデザインする際は、各種法令に抵触しないように注意しましょう。パッケージに記載する商品の訴求内容によっては、不当な広告とみなされる場合があるからです。

プロテインのパッケージデザインに関係のある主な法律は次の3つです。

  • 薬機法
  • 食品表示法
  • 景品表示法

こうした法律による広告への規制はますます厳しくなっています。また、通販サイトなどにおいても、各媒体のポリシーに反する広告は掲載を削除したり、アカウントを停止したりしています。

法に触れないパッケージをデザインするには、専門家に相談することが大切です。サプリスタンダードでは、専門家による健康食品の薬機法広告コンサルサービスを実施しております。パッケージのデザインや広告に不安のある方は、ぜひ私たちにご相談ください。

競合商品との差別化

パッケージのデザインは、ひと目みれば貴社の商品だとわかるようなデザインにすることが大切です。

ECで販売する場合を考えてみましょう。通販サイトでは、無数の商品が並べて掲載されます。プロテインの多くはパウダー形状ですが、パウダーの見た目はどこの企業でも同じです。

しかし、パッケージは違います。各企業がそれぞれ異なるデザインを採用し、お客様の目を引こうとしています。そのため、お客様の視界に入り、クリックや購入をするかどうかを決めるのはパッケージだといっても過言ではありません。

なお、デザインが必要でないケースもあります。たとえば、スポーツチーム内で消費することが目的の場合、凝ったデザインである必要はありません。デザインにもそれなりに費用がかかるので、要不要にあわせて柔軟に対応しましょう。

6. パッケージの製造

パッケージの形状とデザインが決まったら、包装資材メーカーや印刷会社にパッケージの製造を依頼します。

なお、パウチ形状のパッケージを使用する場合は、袋の開けやすさやチャックの閉まりやすさにこだわることも大切です。質のよいパウチを使えばコストはかさみますが、「パウチがちゃんと閉まらない」といったたぐいのトラブルを防ぐことができます。

販売目的の場合は、こうした小さなことがブランドイメージに大きく影響するため、細かいところまで気配りをすることが大切です。

よいメーカーを見つけることができたら、あとは発注してパッケージの完成を待ちましょう。

7. プロテインの製造

プロテインの処方やパッケージの準備が整ったら、いよいよプロテインを製造します。

プロテインの製造にあたり、工場を選定する必要があります。工場の選定で注意したいことは次の2つです。

処方したプロテインを製造できるかどうかを確認する

プロテインを製造するときは、処方した内容で製造できることを確認しましょう。

特に特殊な原材料(NMN、乳酸菌など)を使用する場合、工場の設備によっては対応できない場合があります。そのため、工場を選ぶときは、問題なく製造できることを確かめましょう。

コンタミに注意する

プロテインを製造するときは、コンタミに注意する必要があります。

コンタミとは、コンタミネーション(contamination=混入)の略です。これは、原材料として使用していなくても、特定の原料が混入することを意味します。

コンタミに気をつけなくてはならないのは、アレルギーの問題があるためです。プロテインは食品であり、人が口にするものです。そのため、アレルギーによる健康被害が出ないよう、なるべく注意する必要があります。

コンタミを防ぐためには、対象の工場がどんな製品を作っているかを把握しておくことが大切です。例えば、ホエイプロテインの製造を依頼する工場が、ソイプロテインも作っているとします。その場合は、ソイプロテインを作っていることを確認したうえで、大豆製品も扱っている工場で製造したものであることを明記しておくとよいでしょう。

適切な工場を選定出来たら、あとは製造が完了するのを待つだけです。

8.完成

以上の工程をひとつずつこなし、プロテインをパッケージに充填できたら、ようやくプロテインの完成です!

まとめ

プロテインは、これらの複雑な工程を経て作られています

ここまででお気づきのように、プロテインを製造するためには、さまざまな業者と交渉をしなくてはなりません。原料のサプライヤーや、甘味料などのメーカー、パッケージのデザイナー、印刷会社、そしてプロテインのメーカーなどです。

また、今回はパッケージやプロテインの製造を、他社メーカーに依頼(OEM)することを前提としてご説明しました。しかし、それでもかなりの業務量をこなさなくてはいけないということがご理解いただけたのではないでしょうか。

そのため、OEMサービスを利用してオリジナルプロテインを作る時は、幅広い製造工程をカバーしているOEMメーカーを選ぶことが重要です。多くの工程をこなすことのできるOEMメーカーに依頼すれば、スムーズにオリジナルプロテインを作成することができます。

この記事があなたのオリジナルプロテイン作成の一助になれば幸いです。

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